なりたいエンジニア像

3年後になりたいエンジニア像

エンジニアとしての土台(英語+低レイヤーの知識)を固め、大規模サービスに携わり、バックエンド領域の専門性を高め、バックエンド領域において他の誰よりも深い知識を持つプロフェッショナルになりたい。

実現のために残りの学生生活〜3年目は下記に取り組みます。

  • 英語力の向上
    • 定性的な目標 : 英語の技術書、動画、記事、ドキュメントを翻訳無しで理解できる。
  • 低レイヤーの知識の習得
    • 定性的な目標 : OS、CPU、データ構造、アルゴリズム、ネットワーク、ハードウェアなどのコンピューターの仕組みを自分の言葉で説明できる。
  • バックエンド領域の専門性を高める
    • 大規模サービスに携わり、データベース(設計、インデックス、大規模データの取り扱い、データの一貫性など)、パフォーマンス(ボトルネックの特定、キャッシュの利用など)、セキュリティなどのバックエンド領域における幅広い経験を積む。
    • Backend Developer Roadmapの理解が浅い部分を深める。
    • カンファレンスやイベントで登壇し、知識を体系的に整理し、他のエンジニアからフィードバックを得る。

5年後になりたいエンジニア像

小規模サービスに携わり、バックエンド領域以外の知見を広げ、システムの全体像を理解し、チームを技術面でリードし、マネジメントできるエンジニアになりたい。

実現のために4年目〜5年目は下記に取り組みます。

  • バックエンド領域以外の知見を広げる
    • 小規模サービスに携わり、バックエンド領域に軸足を置きつつ、サービス開発における幅広い経験を積む。
  • マネジメント力の向上 
    • チームメンバーや他のステークホルダーと積極的なコミュニケーションを心がけ、コミュニケーション力を上げる。
    • エンジニアの生産性を重視し、適切なサポートやリソースを提供するために、チームメンバーと議論を繰り返し、エンジニアの働きやすい環境を整える提案を行う。
    • 他エンジニアのリソースや進捗にも目を配り、プロジェクト全体の管理能力を磨く。
    • 質の高いコードレビューを通して、システム全体の品質を上げる。

10年後になりたいエンジニア像

エンジニアリングの専門知識と経験を活かしつつ、ビジネスの要件や戦略を理解し、ビジネス面と技術面の両面で事業の成長に貢献し続けられるエンジニアになりたい。

実現のために6年目〜10年目は下記に取り組みます。

  • 新規事業立ち上げ
    • ユーザーに真摯に向き合い、人々が欲しがるプロダクトを作る。
    • 適切な意思決定(技術選定、アーキテクチャ設計、システムの導入など)を行うために、常に最新の技術を追いかけ、継続的に学習に取り組む。
    • ビジネスの要件や戦略を理解し、事業の成長に貢献するために、ビジネス領域(マーケティング、財務など)の知識を補強する。
    • ビジネスサイドとのコミュニケーションを増やし、ビジネスの視点やニーズをより深く理解し、技術的戦略の提案を行う。

3年後/5年後/10年後のキャリアプラン

3年後 : バックエンドエンジニア

5年後 : テックリード

10年後 : CTO

なぜ1つの技術領域(バックエンド領域)を極めたいと考えているのか

  • RubyKaigi 2023で他の技術者と差別化を図るため+プロフェッショナルとして生き残るために、特定の技術領域において他の誰よりも深い知識を持つという武器を身につける必要があることを学んだから。
  • バックエンド領域に興味があるから。

なぜバックエンドエンジニアなのか

  • 裏側のロジックを構築することが楽しいと感じるから。
  • システムの基盤を担当することに魅力を感じるから。

なぜテックリードなのか

CTOというキャリアパスを考えているため、チームを技術面でリードしていく経験を積みたいから。

なぜCTOなのか

技術で貢献していきたいのと事業を作ることに興味があるから。

なぜ最初に大規模サービスなのか

前提として、最初は1つの技術領域(バックエンド領域)を極めたいと考えています。

  • 大規模サービスでは、大量のリクエストや大量のデータを処理し、安定した運用が求められるので、単に動作するコードを書くだけでなく、パフォーマンスの最適化や適切なデータ構造やアルゴリズムの選択など、バックエンドに関する深い知識を磨くことができるから。
  • 大規模サービスでは、チーム内の分業化が進んでおり、バックエンドエンジニアはバックエンドの領域に特化しているので、バックエンドに関する深い知識を磨くことができるから。
  • 1つの技術領域に精通することで、他の技術の習得も容易になるから。

なりたいエンジニア像のその先に何を成し遂げたいのか

なりたいエンジニア像のその先は、人生のビジョンである「何かを残す人生にしたい」を体現する「自分が居なくなった後も多くの人の役に立つようなプロダクト」を作っていきたいと考えています。

なぜ何かを残す人生にしたいと思うようになったのか

大学1年生の時に⽣まれて初めて⾝近な⼈が亡くなり、遺体から遺⾻になるまでの過程を⾒たので「⾃分もいつか死ぬんだ」と強く実感しました。そこから「どんなに⼤切な物があろうとも、死んだら何も持っていくことはできない。でも残していくことはできる。この残したものこそ⼈⽣の集⼤成なのではないか?それなら何かを残す人生にしたい」と思うようになった。

なぜ事業を作っていきたいのか

IVS2021 NASU*1にスタッフとして参加させていただいて、事業家たちの熱い想いに触れて自分もいつか事業を作っていきたいと思ったから。

*1:日本最大級のスタートアップ企業経営幹部が集まるカンファレンス&コミュニティ